海外の妙な飲み物たち ver.2 |
掲載日:2012年11月12日 |
■日本のものとはまた違うヤツ ふたたび
缶ジュース……それは未知への挑戦
前回ジャポネーゼ産ではない海外ドリンクを実飲してレビューしましたが
「もうちょっとインパクトのある世界のジュースを毒見飲んでみたいなぁ」という
何かに目覚めてしまったわけで
だったらもう行くところまでイってしまえ!ということで
第二弾を実行します!
今回の実験で使用する3種類のジュース
前回はおもに赤と白で構成された極端なカラーリングでしたが
今回は幾分かカラフルになりました(←ここ重要
ブルー基調の缶が無いのは残念ですが、まぁ前よりは代わり映えのある集まりなのではないかと思います。
■チェリーコーク
原産国:アメリカ
コカ・コーラの親戚さん
昔日本でも発売されたことがありますが全然売れず
2006年にリバイバル発売されたのに気付いたら販売終了していたという
日本人の口に合わなかったと如実に表す変遷を辿っているのであります。
主成分は『果糖ぶどう糖液糖、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン』
通常のコカ・コーラとまったく同じです(入ってる分量まで)
果汁も何も入っていないのに、やたらフルーツ味を推している……どっかで見たことがあるような……
そんな無駄なデジャブを感じつつゴクリと一口飲み、真っ先に思った。
ドクターペッパーっぽい
やっぱりアレじゃねえか!
味の方はどちらかといえばドクターペッパーに近いフルーツ味フレーバー
でもちゃんとコーラの味が残っているので、ドクペよりもコーラ寄り(まぁコカコーラだから当然ですが)
なのでドクペが好きな人はふつうに大丈夫ですが、アレが苦手な人にはどうだろう……
売上が伸びなかったのはこのドクペ的な味が原因だと思うんだ。
あとチェリーの味はしない
■インカコーラ
原産国:アメリカ
アメリカ産なのにインカ?コーラ?
ドイツ産のアフリカっぽいやつの親戚か何かか?
※ちなみに元々はペルー産のジュースなのですが、こちらはアメリカ版。
アメリカ版は名前の右下に「Golden kola」って銘柄が追加されている部分で判別可能。
漫画『孤独のグルメ』にて、ペルー料理店の回でフィーチャーされててたこともありますし
知っている人は知っているのではないかと。一般的な知名度はともかく。
まぁ、フィーチャーといっても「(店主に金色だって強調された後に)やっぱりうこんのごとく黄色」とか「おもちゃっぽい味」とか
果ては「どこもコーラじゃない」とか存在自体ボロクソにされていましたが。
実際飲んでみると妙な甘さが舌の上を駆け抜けます。
チェリーコークやドクターペッパーがフルーツ的な甘みというのならば
インカコーラは薬品的なジュースの甘みというか、より昔っぽいジュースの味というか、ステビアっぽいというか(ステビアは本ジュースには含まれていません)
これはゴローちゃんがおもちゃっぽいって表現する気持ちわかるわ
なーんかどっかで似たようなモノ飲んだことあるなぁ……って気がして記憶をほじくり返してみたら
思い出しました。
オロナミンCの味だコレ
甘くてふつうにおいしいです。が、連続でずっと飲んでると甘さがタルく感じてきます。昔ながらの粉ジュースに炭酸加えたような感じ。
■ココナッツドリンク
原産国:タイ
白い
意味もなくこの項目だけ背景色が黒になっちゃうほど、中身が際立つ白さ
そしてとにかく甘い
元々そこそこ甘みのあるココナッツミルクに、さらに砂糖まで入っているからとにかくダダ甘。
あとなんか水っぽい。
本場のココナッツミルクはもうちょっと色が白絵具溶かした薄い白の水って感じなのですが、このジュースは完全に真っ白。
中身が分離しないように乳化剤を使用しており、さらに白らしさを出すために漂白剤(亜硫酸塩)が添加されております。
何もそこまでして白くせんでも……と思いつつも、まぁ白さこそがココナッツミルクのアイデンティティみたいなものですし、仕方ないものなのかなぁと。
そこは別に良いんですけどね、この……
挑発的な表紙絵
セクシー的な意味の挑発ではなく、ケンカ売ってる系の意味での挑発めいたものとして
受け取ってしまう自分がいる。
裸にバスタオル1枚だってのに……おかしいなぁ……
たぶんタイ人にとってはおそらく流し目クールなセクシー美女に写るのだと思いますが
濃縮還元100%の生粋な日本人である自分にはむしろ
ダッダーン!に近い物を感じざるを得ない
あれ? レビューしてたはずなのにこんなオチでいいのか?