海外の妙な飲み物たち ver.ガラナ |
掲載日:2015年8月22日 (2016年4月14日 飲み物1種類分追記) |
■北の大地の炭酸
炭酸飲料といえば定番なのがコーラ
コカコーラとか、ペプシとか。そういう類のカラメルカラーの茶色の炭酸飲料
それに限らず、スプライトや三ツ矢サイダーといった透明の炭酸飲料とか、ファンタみたいなものとか
あとは砂糖無しの炭酸水とか色々ありますが
炭酸飲料というとはやりコーラ系なのではないでしょうか?
しかし
そうじゃない場合もある
例えば、北海道とか……
北海道はコーラの勢い以上に、コーラみたいな色のガラナ飲料がメジャーなんだという……
今回はそのガラナ飲料を比べていきますよ!
(写真撮って飲み終わったあとに「キリン ガラナ」を完全に忘れていることに気づきました。いつか追記するかも)
■コアップガラナ
おそらくガラナ類の中でも最もメジャーと思われる、コアップガラナ
飲んでみると、かき氷のいちごシロップかメロンシロップっぽい甘み……
……あれ、コアップガラナってこんな味だっけ!?
き、記憶と違う!?
以前のレビューで「メッコールを飲んだらガラナを思い出した」的な感じのこと書きましたが、全然違った!
で、よく考えてみたらメッコールはカフェイン的な風味がするわけで
あれは眠眠打破シリーズとほぼ同じだったということを思い出しました!
今さらになっての訂正になりますが、メッコールは眠眠打破の味です。コアップガラナと関係ございません
勘違いをして大変申し訳ありませんでした。
コアップガラナ自体はかなり甘めで、このまま凍らせて削ってかき氷状にしたらおいしいのではないかと
見た目は完全にコーラですが、コーラのつもりで飲むと意外に見た目と味のギャップが出て面白いです
(それはドクターペッパーにも言える点ですけど)
ドクターペッパーがフルーツ味なら、こちらは砂糖味。なかなかおいしい。
■コアップガラナ ゼロ
他のゼロカロリー炭酸系と同じく炭酸強め
砂糖の代わりに甘味料が使われているため甘さも若干違う感じ
普通のガラナは砂糖の甘さが後に引くのですが、こちらはそれがあまり無い
どちらかというと甘みが抑えられていますね
炭酸が強めだから一気飲みがしづらいです(※炭酸は一気飲みをする飲み物ではありません)
それ以外は特に言うこと無し
まぁ、同じカロリーオフ製品のドクターペッパーダイエットに比べれば、甘さは少なくても充分おいしいです
■ガラナ アンダルチカ
北海道および、北海道物産店以外で見つけられる、数少ないわりと全国販売な感じのガラナ飲料
こちらは当サイトのレビューで毎度おなじみのカルディにて購入
輸入雑貨店関係ならたぶんどこでも置いてあるはず。ジュピターコーヒーと明治屋でも確認
2014年のワールドカップがブラジルだったこと(ブラジルではガラナはメジャーな飲料飲料とのこと)もあり
一時期は普通のスーパーでもたまに見かけたこともありました。今は売ってないです
色は上記2つにくらべてかなり薄い。紅茶とか烏龍茶よりも薄い
ついでにニオイもコアップガラナと同じだけど薄い
実際に飲んでみると微炭酸気味で、コアップよりも砂糖味が少ない気がしました
砂糖による過度にくどい甘さが無いことで結構ガツガツ飲めますね
個人的な感想としては、コアップに比べてうっすらフルーティーさを感じた気がしたのですが、ガラナってフルーツじゃないよな……
酸味料の影響かな?
ためしに味の濃いカレーを食べながら一緒に飲んでみましたが、口の中の味がスッと抜けて行ったので
案外カレーと合うのかもしれません。色も似てるし
■カリフォルニアコースト ガラナ
原産国:アメリカ
今回唯一の海外選手
ルートビアのときもお世話になったカリフォルニアコースト製。
ガラナアンダルチカも正確には海外選手なんですが、ライセンス品を日本で生産しているので国内品としてカウントしています。
色はガラナアンダルチカとどっこいどっこい。でも香りはコアップ寄り。
味は……
んん?
香りはガラナ(?)だけど、味はこれ……味しなくね?
甘い炭酸水という部分はあるけど、先ほど3本にあったコクが無いというか(ジュースにコクって何だよって話ですが)
裏面を見てみると、なんと原材料の中にガラナエキスが無い!!
つまり、「ガラナっぽい飲料」だったのだ! なんてこった!
ガラナ成分が無い以上、これをガラナ飲料としてカウントすべきか否か……でも味もガラナじゃないしなぁ……
※以下、2016年1月18日追加分
■キリンガラナ
原産国:日本
記事作成時に完全に忘れていたアレ。ちゃんと買って飲みました。
色はコアップ以外のガラナ飲料に比べてかなり濃い。
濃いというかもう黒っぽい。見た目はほぼコーラ。でもガラナ。
酸味のような爽やかさがなかなか良い味を出していて、甘いだけよりもこれくらいのほうが良いですね。
炭酸自体は結構弱めです。いや、普通レベルか?
味に関して言うのなら
少なくとも、検証時に飲んだカリフォルニアコーストのガラナは元より、コアップに比べても少々甘さに差異を感じます。
コアップよりは甘みが強く、アンダルチカに比べて甘みが少ないような……そんな感じ
飲みやすさでランキングするなら、アンダルチカを抑えて個人的に1位の評価を出します。
■熊出没注意
原産国:日本
今回掲載する予定に入ってなかったのですが、急遽レビューに加えたのがこの熊出没注意ガラナ。
クリエイティブコンパスがデザインした吠える熊の「熊出没注意」がパッケージにあしらわれたもの。
上部にある「ONLY HOKKAIDO TASTE」とか、下部の北海道限定の文字が示す通り
本来なら北海道限定品らしいです。まぁ、それを言うなら上で飲んだやつもほとんどがそうなんですけど。
これ、北海道アンテナショップには売っていなかったんですが
なぜか北野エースに売っていたので思わず購入しました。何故北野エースの清涼飲料水コーナーにあったのかはわかりません。
調べてみたら生産しているのがコアップガラナの株式会社小原らしく
味も見た目も、ほぼコアップガラナでした。
なので特に感想はありません。上で飲んでいますし
しかしながら、裏の原材料表記部分もちょっと違ったので、1枚パシャリ
「★水は道南横津岳の天然水を使用しています。 ★当分は北海道産じゃがいもを主原料としています。」
この地元北海道の材料を使っているというアピール良いですね〜。こういうの好きです。
それと同時に、こういう煽り文を見るとどうしてもメッコールを思い出してしまうんですよね……
※以下、2016年4月14日追加分
■白熊出没注意
原産国:日本
もうそこそこメジャーなガラナ系は飲んでしまったよなぁ、とか思っていたここ最近
新しくオープンした仙台駅のエスパル東館のいろんなお土産店舗をうろうろしていた時に……
ふと、立ち寄った各都道府県のお土産がわりと雑多な感じに並んでいるお店の飲料品コーナーにあった!!
白い! なんだこれは!?
数ヶ月前に熊出没注意ガラナを飲んだ自分に衝撃が走る。何故白いのかと。
当然、即購入ですよ。
上の熊と違う点としては、何より中身が白いということと、パッケージが白いヒグマになっていることでしょうか。
熊パッケージに比べて雪の国北海道って感じがより上がりましたね。
味は……まぁ、同じですね。
違いは、たぶんカラメル色素が入っていないだけです。ペプシホワイトみたいなものだとって思ってもらえれば。
■まとめ
北海道ではおなじみらしいこのガラナ飲料
実際に何度も飲んでみると、うまい。たしかにこれはうまい
うまいだけに、何故全国でこれが流行らないのかが謎
こんなにおいしいのに……
と思ったけど、だだ甘のマックスコーヒーが全国展開していないことから察するに、やっぱり甘いだけではダメなのかもしれない
ガラナ飲料! どういう方法を取ったら全国でも流行るのか!
とりあえずその辺のスーパーでも取り扱えば良いと思いますね。いちいちアンテナショップまで買いに行くのが面倒臭いので
なお、今回再度飲み比べるためにメッコールをまた買ってきたのですが……
あれ、お前そんな雪の結晶とか散りばめられたウィンターパッケージだったか!?
期間限定バージョンだったのかわかりませんが、妙に冬っぽい雰囲気になっていたメッコールでした