夏――
夏(なつ)は四季の一つ。一般的に、一年中で最も暑い期間を指すが、
二十四節気や旧暦のように、一年中で最も太陽高度が高く昼が長い期間を指すこともある。
北半球ではグレゴリオ暦の一年の半ば、南半球では一年の終わりから初めにかけてくる季節である。
――Wikipediaより
とある夏の日。
暑さは生物から生気を奪い、反対に静の植物達には見えない活気を与える。
よく目にする日常の光景。
ここに、一人の魔法使いがいた
ある時は緑茂る妖怪の山で
「ここらの魚は急に知恵を付けたのかね? 少し前までは、もうちょっとすらすら釣れた気がするんだが」
ある時は踏み迷う竹林で
「ふっ、通りすがりの薬売りだぜ。覚えておけ!」
ある時は怨嗟の渦巻く地の底で
「お邪魔するぜ。邪魔にならない程度に邪魔するぜ」
ある時は信仰深き神社で
「魔法が完璧かつ完全になったらできないことは何も無くなるだろうな。魔力を持っていない人間の存在意義が消えるくらいに」
彼女は"日常"と言うものを好き勝手に楽しんでいる
そんな、ある夏の
何も無い日常のおはなし
『ある魔法使いの長い長い七日間』
製作:Trick Tricot
著者:トロワ(Trick Tricot)
絵:七乃瀬(月光零夜)
サークル『Trick Tricot』処女作にして、252ページという中途半端な枚数の小説本
11月23日月曜日(祝日)
恋のまほうは魔理沙におまかせ!のスペース【
(開催地:東京都大田区産業プラザPIO1F大展示場)
堂 々 頒 布 予 定
お値段は最初から赤字クライマックスな500円。コインいっこ。
一週間なんてものは、歳を取るほど短く感じるのかもしれませんね